1本3000万円超も!? 白熱する「ウイスキー」高額取引 (2/2ページ)

まいじつ

「人気銘柄の価格インフレは凄まじく、数量も減っています。昨年に限れば、50年物より価値の低い『山崎18年』でさえ、大手酒販売店で数本しか入荷されていません。個人経営の酒屋がオーダーしても3年待ちという状況です」(同・酒販売業者)

そこで注目するのが、“挑戦的な老舗”と“新興蒸留所”だ。三郎丸蒸溜所や新設のガイアフロー静岡蒸溜所、厚岸蒸溜所、長濱蒸溜所などは、クラウドファンディングで樽主を募集する企画を行う場合がある。樽で保管すれば、品質を損なわずにウイスキーの所持ができる。年輪を重ねて価値が上がってからボトリングされた物の転売も可能だ。

ビジネスにするための注意点

ただワインがそうであったように、ウイスキーの価値もいずれ高止まりすることは目に見えている。ウイスキーを飲む予定がなく処分を検討している人は、これからの3~5年をめどにオークションや買い取りに出す方がよさそうだ。

「昨今のウイスキーブームは中国のおかげです。中国人がウイスキーを買わなくなった瞬間にバブルは弾けるでしょう。それが3年~5年先ではないかといわれています」(都内の愛好家)

さらに、ビジネスにするには注意点がふたつある。

「第一に日本では新興の蒸溜所が増え、焼酎や日本酒メーカーもウイスキー業界に参入しています。ですが、ごく稀に海外のウイスキーを日本でボトル詰めして、それを日本産と偽る蒸溜所も存在するので見極めも重要です。次に本来、転売には酒税法に基づいた販売免許が必要なのです。年に数回ウイスキーを売る程度なら税務当局も不問にしますが、常習化すると酒税法違反に問われかねませんので注意が必要です。酒類の販売免許は税務署に行けば手続きは比較的簡単です。転売をサイドビジネスにしたいという人は必ず取得しておくべきです」(セカンドビジネスに詳しいライター)

前述までに出てこなかった中国人に人気のブランドは『竹鶴17年』、『山崎12年』、『余市15年』、『宮城峡15年』などだ。

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(C)Zhou Eka / Shutterstock

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