1本3000万円超も!? 白熱する「ウイスキー」高額取引 (1/2ページ)

サントリー酒類(現:サントリースピリッツ)が2011年に売り出したシングルモルトウイスキー『山崎50年』が、1月27日に香港のオークションに出品され、3250万円(販売時価格100万円)で落札された。国産ウイスキーの落札額としては過去最高額だ。
近年、日本産ウイスキーは世界的に人気で、高値で取引される傾向にある。ここに目を付けたのが利に聡い中国人だ。
「庶民にもその門戸は開かれています。売るもよし、飲むもよし、さまざまな楽しみ方ができるのがこの投資の醍醐味といえます。いま中国では日本のウイスキーが人気で、中国の企業から派遣された中国人が日本に駐在し、ヤフオクなどでウイスキーを買い占めているといわれています。昨年の国内オークションでは、件の『山崎50年』は1300万円で落札されましたから1年足らずで2.5倍の高値をつけているのです」(東京都内の酒販売業者)
中国人が国産ウイスキーを爆買いしているいまこそ、「ウイスキーで小遣い稼ぎを」と考えている人々はすでに少なくない。
「すべてのウイスキーの価値が上がっており、転売によってある程度稼ぐことはできます。家に飲まないウイスキーが大量に眠っているという人は、売るならいまがベストといえるでしょう」(同・酒販売業者)
では、どんなウイスキーが高値で売れるのか。
注目は「挑戦的な老舗」と「新興蒸留所」
「“プレミア感”のあるものが人気です。例えば埼玉県秩父市で熟成された『イチローズモルト』が挙げられます。最大のポイントを伝授するとすれば、最大の買い手である中国人の需要を把握することです。中国人が買い占めているものは主に『山崎18年』と『マッカラン30年』ですが、両者に共通するのは“シェリー樽”であることです。実は、中国では『マッカラン』以外の海外産ウイスキーはあまり認知されていないみたいです」(同・酒販売業者)
ウイスキーの転売でもうけるといっても、素人がプレミア物のウイスキーを手に入れるのは困難だ。