かつてアメリカ先住民が築きあげた、失われた都市「カホキア」の遺跡(アメリカ) (2/4ページ)
1780年代にフィラデルフィアの人口がカホキアをしのぐようになるまで、アメリカのどの町よりも大都市だったのだ。

・特徴的なマウンド
カホキアのもっとも目を引く特徴はマウンドだ。中でも最大のモンクス・マウンドは高さが30メートルもある。
モンクス・マウンドは、カホキアの行政の要と言われていて、もともとはマウンドの上に長さ30メートル、高さおよそ15メートルの建造物があった。

カホキアの中心的存在、モンクス・マウンド
マウンドの機能はミシシッピ文化共通の特徴でもあるが、基本的には神殿と考えらている。また、発掘調査によって墓としても使用されたことが判明している。
墓は被葬者の身分によって様々なタイプがあった。副葬品には、貝殻ビーズ、バイ貝やホラ貝の容器、真珠、打ち出し細工を施した銅板などが見られる。

このマウンドを建てるのは、とても大変な作業だったに違いない。数百万立方フィートの地面を掘り、引っ張っては積み上げるという作業すべてを人力でやったのだから。
・カホキア滅亡最大の原因は洪水
カホキアの人口は1100年頃にピークに達したが、その後減少の一途をたどり、最終的に1350年には消滅した。