寿命を縮める「危ない外食」最新版(3)1週間も変色しないカラクリ (2/2ページ)

アサ芸プラス

「GDLを使うことで、少ない大豆から通常の何倍もの大量な豆腐が出来上がるのです。ただ、これはなんの味もしない、単なる白いカタマリですね」

 そのため当然、価格は安い。激安居酒屋では、こういった豆腐メーカーから製品を仕入れ、メニューに加えている場合もあるのだ。

 さらに焼鳥も、安さをアピールしている店の多くが、タイなどの工場で鶏肉を串に刺し、その状態で冷凍したものを仕入れているのだとか。河岸氏が続けて嘆く。

「そんな鶏肉からは赤い汁、つまりドリップが出尽くしている。ドリップというのは肉のうまみ成分。形は鶏肉だけれど、味も素っ気もない、とても食べられたものではないということです」

 焼鳥に限らず、焼肉店でも人件費節減のため店内で肉をスライスせず、ドリップが流れ出たあとのスカスカ肉を味付けして出す店も少なくないという。

「つまり、外食でおいしい焼肉や焼鳥を食べたいと思ったら、店内で肉を調理、スライスしている店に行くことが必須条件となります」(河岸氏)

 インチキなものを食べ、有害物質が蓄積したAさんの体には、ヒタヒタと危険が迫ってくるのである。

「寿命を縮める「危ない外食」最新版(3)1週間も変色しないカラクリ」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 5/24号次亜塩素酸ナトリウム食品問題食品居酒屋社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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