天才テリー伊藤対談「川中美幸」(1)着物1枚の値段は100万超えです (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー その500枚の着物は、自宅に?

川中 いえいえ、衣装部屋を別に借りています。着物をコーディネイトしてくださっている方が管理してくれています。

テリー 僕、こういう方面にうといんですが、着物って、作るのにいくらぐらいかかるんですか。

川中 ものによってずいぶん違うんですけれど、例えば50万円ぐらいの着物だと、そこに仕立て賃がかかりますし、合わせて帯なんかも買ったりしますから、トータルで100万円は超えちゃいますね。

テリー うっひゃー! 100万×500ってすごい金額だよ。川中さんは紅白歌合戦の紅組のトリも務められていますけれど、もしかして、そういう時はもっと奮発するんですか。

川中 そうですね、力は入ります(笑)。でも、そのあともコンサートや舞台がありますから‥‥。

テリー ああ、そこで着たら元が取れるんだ。小林幸子さんと一緒ですね。

川中 小林幸子さんはスケールが違いますけどね。衣装1つをトラック運搬ですから(笑)。

テリー 僕、NHKなんかの歌番組が好きでよく観るんですけれど、他の歌手の人と衣装の色合いがかぶったりすることもあるじゃないですか。そういう時は、やっぱり「あんた、何やってるのよ!?」って後輩を草履ではたいたりするんですか?

川中 そんなことしませんよ(笑)。ああいう時は、他の方がちゃんと「お着物は何色ですか?」って聞きに来られるんです。昔の私もそうでしたけど、だいたい新人の時って衣装が1着しかありませんから、「じゃあ私が違う色にするね」と。

テリー ダメじゃないですか、そこは先輩が意地悪しないと。

川中 フフフ、私は後輩を大事にしていますよ。私も若い頃、先輩方にはよくしてもらいましたし、将来、いつ誰にお世話になるか、わかりませんからね。

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