元豪代表主将のスリッパーがコカイン陽性反応 2か月出場停止 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

 今季残りの試合への出場は絶望的になったほか、今季終わりにレッズとの契約が切れるスリッパーが事実上の引退に追い込まれる可能性が取り沙汰されていることについては、「彼は第一にフィールド外での問題を解決し、正しい精神状況に戻さなければならない。それが終わって準備ができたら、またプレーできるようになる」と励ましの言葉をかけた。

 スリッパーはオーストラリア代表86キャップを誇り、2011年と2015年のワールドカップにも出場。2014年にオーストラリアラグビー選手協会(RUPA)のエクセレンス・メダル(Medal for Excellence)を受賞し、2015年のアメリカ戦では主将を務めた。所属先のレッズでも2015~17年度と3季にわたって主将としてチームを引っ張り、仲間からの信望も厚かった。2017年はアキレス腱の負傷などで故障続きだったが、戦列に復帰した今シーズンは、自身3度目となる来年のワールドカップ出場を視野に入れ、11試合中9試合でプレー。3月25日のストーマーズ戦でレッズ100キャップを記録したほか、今月12日におこなわれたサンウルブズ戦でも先発出場して後半16分までプレーした。

(文:モナハン裕子)
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