不倫相手と結婚して、本当に幸せになれるのか? (1/3ページ)
不倫相手と結婚しても…
女性ならば好きな人との結婚を夢見るのは当たり前ですし、結婚後の幸せな生活を夢見るのも自然な事。その恋愛がたとえ不倫であっても、結婚とその後の幸せを望む人は多いでしょう。
しかし、不倫相手と結婚して心から幸せになれる人は残念ながらかなりの少数派。大抵は普通の結婚生活とは違う部分で苦しむことになります。不倫相手との結婚を望むのは結構ですが、幸せになれるなんて考えているのなら甘いとしか言いようがありません。
よく言われることですが、男女ともに“浮気癖”は簡単には直りません。大事な恋人や伴侶を裏切って別の異性に手を出すことのできる人間は何度も同じことを繰り返します。
不倫相手を元奥さんから略奪し、結婚すればその時は満足感・幸福感・優越感に浸ることができるでしょうが、ある程度時間が経って落ち着いた頃に出てくるのは“不安”。
妻になったということは、次にまた夫が不倫をすれば自分は“裏切られる立場”になったということですからね
浮気癖のある男と結婚すれば、浮気・不倫の心配は尽きず、常に新しい女の影にビクつくことになります。
その時になって、元奥さんの苦しみを知ったとしても時すでに遅し。
不倫相手と結婚した時に面倒なのが“何かにつけ相手を疑ってしまうこと”。不倫という前科があるため、残業や出張が少し増えただけで「浮気してるんじゃないか」という疑念が生じ、使途不明金があれば「他に女がいるのでは?」と不安になります。飲み会や会社の行事でさえ浮気を疑い、他の女性(友達や同僚)を褒めたりすれば嫉妬が爆発、なんてことも少なくありません。
しかし、こういう束縛や嫉妬はせっかく結婚できた夫を追いつめていくだけ
四六時中疑われて息苦しくなった男が別の女に目移りしてしまう――なんて悪循環に陥りがちなのです。不倫後に結婚には“相手を心から信頼する”という幸せな結婚生活を維持するに欠かせないものが初めから備わっていませんから、幸せを維持することが難しいのです。