ミシュラン・ビブグルマンに選ばれたパッタイ専門店!タイ・バンコクのレトロ可愛いお店「バーン・パッタイ」 (3/4ページ)
ドリンクはスタッフおすすめのタイ・モヒートを選びました。
モヒートは、素焼きの陶器のカップに入って登場。「タイ・モヒート」と銘打っているだけあって、レモングラスなどタイのハーブも使われています。
昔なつかしいのになぜかモダン、バーン・パッタイではドリンクからデザートまで、この絶妙なプレゼンテーションのセンスが余すところなく発揮されています。
日中だったのでアルコールは抜きにしてもらったモヒートは、すっきり爽快。暑いバンコクを歩いてほてった身体に心地よく染みわたります。
さて、いよいよ主役のパッタイが登場。赤い模様がデザインされたホーロー製お皿に盛りつけられた、レトロ可愛いパッタイ・・・こんなにフォトジェニックなパッタイはなかなかありません。
麺の上には、グリルされたチキンがたっぷりとのっていて、食欲をそそります。
麺はチェンタブリー県で特別に作っているもの、もやしはシェフ自らが栽培したもの、そして秘伝のソースは18種類以上のハーブやスパイスを組み合わせたものと、見えないこだわりが詰まった一皿。
口に運んでみると、甘辛いソースが絡んだコシのある麺と、香ばしいチキンのハーモニーがたまりません。
驚くべきが、このグリルドチキンの完成度。ほのかなスモーク臭が漂う下味のついたチキンは、パッタイのおまけというよりも、それ自体が主役になれそうなほどのおいしさ。