今がちょうど見頃です!名所 堀切菖蒲園、歌川広重も描いた江戸の風流を味わえる江戸百景 (2/4ページ)

Japaaan

中でも堀切菖蒲園では「江戸古花」といって江戸時代の品種を咲かせているので見応えがあります。

万里の響(江戸古花)

星月夜(肥後)

武蔵川

菖蒲に生涯をかけた侍と農民

菖蒲の発展に貢献したのは江戸時代後期の旗本・松平左金吾(1773-1856)。伊予松山藩・松平家の一族に生まれ、大坂町奉行、大目付などを務めました。父の影響で子どもの頃から草花に親しみ、菖蒲に関しては60年に及ぶ品種改良で300を超える種を生み出しました。

なかでも自身が絶賛してやまないのは「宇宙(〈おおぞら、うちゅう〉とも)」。手がけた菖蒲は露天で販売するなどせず、噂を聞いて訪れる者には自宅に招き入れ観賞させたそうです。

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