古代日本の亀仙人?若い美女の足に煩悩が発動し俗人に戻ってしまった「久米の仙人」 (2/3ページ)

Japaaan

龐居士、霊昭女図屏風 (見立久米仙人図屏風)- 曾我蕭白

リア充だって悪くない♪久米は気ままな俗人ライフを楽しむ

久米寺・多宝塔

さて、色に惑わされてとっても痛い&恥ずかしい思いをした久米の仙人は、その後どうなったのでしょうか?『徒然草』などではただの人間に戻って終わっていますが、『今昔物語』や数々の伝承では、少しかわいそう(健全な男子から見れば)な目に遭った久米の後日談が記されています。

俗人に戻ってしまった久米ですが、何と自分が見とれた娘と結婚してしまいます。すなわち彼女は、自分に対して覗きのようなことをした男性と結婚したわけです。二人の間にどんなやりとりがあったのか不明ですが、気の毒に思ったのかもしれませんし、以下のように娘が惚れこんでしまったのかもしれません(笑)。

「先生ってば、私に見とれて神通力を失ったんですか…美しいって罪よね~♪」とでも思い、久米を婿殿にしたのかな…などと考えてしまうと、何だか楽しいですよね。こうした心温まるエピソードから、久米の仙人には長寿や縁結びの御利益があるとされています。

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