日本代表・西野朗監督は“ロールキャベツ男子”!? W杯・現地取材記者が語る「いい人」伝説!

日刊大衆

日本代表・西野朗監督は“ロールキャベツ男子”!? W杯・現地取材記者が語る「いい人」伝説!

 6月19日、強敵・コロンビアを2-1で破り、ワールドカップロシア大会を白星でスタートした日本代表。惨敗の予想を覆した日本代表の勝利は、海外でも「歴史的」と称えられ、日本中を狂喜させた。本大会2か月前の4月にヴァヒド・ハリルホジッチ氏から西野朗氏へ急きょ監督が交代し、「三戦全敗での一次リーグ敗退」という悲観的な見方が多勢を占めるなかでの劇的な勝利だっただけに、ひときわ列島は沸き立った。

「いくつかのワイドショーでも、19日の試合後“手のひら返し”と自虐的に報じていましたが、交代からわずかな日にちで代表をまとめあげた西野監督の手腕は見事。また、コロンビア戦での“ハイタッチスルー事件”がネットで拡散されたことで、それまで西野監督を知らなかったファンからも注目され始めているみたいですね」(スポーツ誌ライター)

■西野監督のハイタッチを大迫選手がスルー……?

 日本が勝利を決めたコロンビア戦。後半28分、FWの大迫勇也選手が勝ち越しとなる2点目のゴールを決めた場面。ベンチで両手を挙げて喜ぶ西野監督は、ドリンクボトルを左手に持ち替え、駆け寄る大迫選手に「サコー!」とハイタッチを求めるも、大迫選手含む数人の選手にそのまま素通りされてしまい、西野監督は興奮を鎮めるためか、はたまたハイタッチしようとしたことをまるごとごまかすためか、背中を向けてそのままドリンクを飲み始めた。

 この場面がツイッターで話題に。動画が拡散され、「西野さんハイタッチガン無視されてて草生える」「ハイタッチ無視されたあとに背中向けるところが泣ける」「サコーって叫んでるのにかわいそうすぎるな!」「不覚にもわらった。この人実はめちゃくちゃ天然なんじゃ!」「西野さんかわいい!」とネットが一時大盛り上がりとなった。

「まずその人柄が記者間でも人気が高い。大きな大会では監督や選手への取材の機会は著しく減るのですが、“西野さんだけは声をかけると必ず足を止めてくれる”とみんな話しています」

 そう説明するのは、W杯ロシア大会を現地で取材中のスポーツ紙記者。西野監督といえば、思い出されるのが「マイアミの奇跡」。96年のアトランタ五輪の日本代表監督として、サッカー超大国のブラジルに勝利を収めている。

 その後は日立製作所を前身とする柏レイソルの監督に就任するが、2001年に成績不振を理由に監督を解任された際、日立の女子社員たちから「辞めさせないで!」と反対運動が起こったとか。理由は「やっぱり監督がイケメンだからでしょうか。女性にはもとにかくモテます」(前出の記者)という。

■現地会見でも人気が高い、西野監督の自虐発言と、あふれる男気のギャップ

「今回のW杯でも彼の“いい人ぶり”は現地で話題になっていますね。会見では自ら、ブラジルに勝利したにもかかわらず予選敗退をした『マイアミの奇跡』に何度も触れ、“あのときと同じことはしないように……”と話し、記者を苦笑させています。また“ハイタッチスルー”のようにかわいい面も多く、コロンビア戦前日の会見ではイヤホンをうまく装着できず、キャプテンの長谷部誠につけてもらう場面も。“長谷部がいないとできないですね”なんてはにかみ、海外の取材陣も笑わせていました」(前同)

 だが、日本代表の歴史の中でもピカイチのイケメン監督には、単なる“いい人”にとどまらない男気あふれる一面もある。

「コロンビア戦、交代で入ったのは、本田圭佑、山口蛍、岡崎慎司。この3人に共通するのは、4年前に、ブラジルW杯でのコロンビア戦のピッチに立ったこと。4年前は1-4の敗戦。今回の3人の投入には、“おまえら、あのときのリベンジを果たして来い!”という意味もあると言われています」(同)

 愛される天然ぶりと放っておけない頼りなさを持つ“いい人”の一方で、情に厚く、絶対に勝負を諦めない熱さを隠し持つ男。外見はおだやかに見えるが、内面は熱く濃厚な味わいの“ロールキャベツ”のような西野朗監督。

 白星発進の日本代表は、24日に1次リーグ第2戦の対セネガル戦、28日にはポーランドとの対戦が待つ。“ロールキャベツ”西野監督が率いるサッカー日本代表の大躍進を期待したい!

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