何より白く美しい肌!色々な方法で欠点をカバーする江戸っ娘たちのメイク方法

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何より白く美しい肌!色々な方法で欠点をカバーする江戸っ娘たちのメイク方法

顔色が悪いとか鼻が低いとか、江戸っ娘たちにもいろんな悩みがありました。

「キレイになりたい」というのは、いつの時代も同じ。「容顔美艶考」という本では、化粧でいろんな欠点をカバーする方法が書かれていたのです。面長な顔だったら、顔には薄い白粉(おしろい)を塗って、耳にも同じ濃さで塗るのがポイントだとか。顔と耳の白粉の濃さが違うと、見苦しいといわれたそう。前髪で顔を隠すことができない分、面長の顔を隠すには白粉の塗り方を工夫するしかなかったのですね。

「江戸名所百人美女 柳はし」歌川豊国

鼻が高すぎるのも欠点?

唇が厚いのも、良しとはされませんでした。白粉で唇をうめて、唇が地肌と一体化するようにします。そして、紅粉を少し内にして濃くさすのがポイント。これで、上品な唇の出来上がり!

鼻が高すぎるのも、欠点でした。鼻が高いってうらやましい!…という時代ではなかったのです。鼻以外の部分に白粉を厚塗りして、鼻だけは薄く塗るのがポイントです。こうすると、鼻が高く見えないと考えられていました。白粉の濃淡で欠点をカバーする方法を、すでに江戸時代で実践されていたとは!

一方、鼻が低すぎるのも、悩みでした。この場合は、眉の間~鼻筋に鬢(びん)づけを刷り込んで、鼻の両側に薄紅粉を塗ると良いとされていました。こうすると鼻の先が白く見えて、鼻が高くみえたとか。ほかにも、目が大きすぎるのも欠点だった江戸時代。目や唇などのパーツが強調されるのは、野暮だったのです。ほどほどが良しとされたのですね。

喜多川歌麿「姿見七人化粧」

日焼けには唐の土パック

化粧といえば、顔色を良く且つ色白に見せることも大事です。日焼けしてしまったときの定番は、「唐の土のパック」でした。このパックは、唐の土という白粉をよく溶いてからクリームのようにして顔にしっかりと塗ってから一晩そのままにし、翌朝洗い落とすとういもの。今でいう美白パックのようなものですね。このほかにも、顔の赤みが気になる人は下紅粉はNGとか、顔色が悪い人は下紅粉をコントロールカラーのように用いるべしとか、様々な方法が伝授されています。

それにしても、鼻が高すぎたり目が大きすぎるとモテないとは、ビックリですね。そして、何より白く美しい肌が大事とされていました。寺子屋での学習やら、家の手伝いやらどんなに忙しくても、キレイになるための努力は惜しまない江戸っ娘たち。きっと、一人ひとりの女性が自分に似合う化粧を研究していたんでしょうね。

参考文献:「江戸の化粧

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