悪霊が取り憑いて超常現象を引き起こす。呪いの車と噂される悪名高き10台の車両 (6/6ページ)

カラパイア




・2. フランツ・フェルディナント大公の死のグラーフ&シュティフト

9_e0

 1914年、オーストリア=ハンガリー帝国のフェルディナント大公とホーエンベルク公爵夫人は、グラーフ&シュティフトのオープンモデルの新車でサラエボを訪問した。大公夫妻が暗殺されたのはこの車の車内においてであるが、車は無傷だった。そして、これが悲劇の連鎖の始まりとなった。

 フェルディナント大公の死から12年の間に、車は15名の所有者の手を転々とした。その間、6度の事故を起こし、13人が死んだと言われている。

 ある者は精神病院で死亡し、またある者は購入した9日後に交通事故で死んだ。普通の事故だけでなく、人間を潰してもいるほか、自殺の原因になったとも言われている。

 現在、車両はウィーンの戦争歴史博物館に所蔵されている。


・1. 運転者をおかしくさせるパトカー、ゴールデンイーグル

10_e0

 スティーブン・キングの『クリスティーン』は呪われた車の物語だが、実在のクリスティーンがあるという。

 1964年式ダッジ・リミテッドエディション「ゴールデンイーグル」は、アメリカで最も邪悪な車と言われている。もともとはメイン州のパトカーだったのだが、この車を運転していた警官3名が家族を殺害して、自殺を図っている。

 パトカーを引退した車両は、アレン家が所有することになった。しかし一家がハイウェイを運転中、不可解にもドアが開くという事故が発生した。

 道の反対側から飛んできたダッジの下敷きとなって子供2名が亡くなるという事故もあった。また別の子は無謀にもこの車に触れて、その2週間後に火災で家族全員が死んでしまった。

 最後はこの話を聞きつけた地元の教会によって廃車にされたのだが、そのすぐ後で関係者の何人かが亡くなっている。

References:toptene/ written by hiroching / edited by parumo
追記(2018/06/25):本文を一部修正して再送します。
「悪霊が取り憑いて超常現象を引き起こす。呪いの車と噂される悪名高き10台の車両」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る