デキる平安貴族は装束の着こなしが大事!平安時代は男子もファッショナブル:平安時代の雑学【5】 (2/2ページ)
さしずめ、サラリーマンや公務員のスーツ(背広)のようなものでしょうか。
ちなみに、この衣冠は現代でも皇室で祭祀を担当する人々の祭服、もしくは神職などの正装に使われています。
のちに武家の装束にもなった狩衣、もとは普段着だった?最後は、平安貴族の普段着とも言うべき狩衣です。これは文字通り、狩りなどスポーツや肉体労働を伴う時に用いられた衣装で、もとは中流階級の都人がおしゃれ着として考案した布衣(ほうい)と言うものでした。
正装の束帯はもちろん、勤務服の衣冠よりも更に動きやすく、上皇や公卿など高貴な人々からも普段着として愛好されます。時代が下ると貴族だけでなく、武家の礼装にも使われるようになりました。この狩衣は神職の衣装はもちろん、大河ドラマや京都市時代祭などでも有名ですね。
どうでしたか?平安時代のおしゃれと言えば女性のものばかりに目が行きがちですが、男性貴族も様々な場でファッションを磨いていました。多忙を極める中でも正装に勤務服、おしゃれ着と身だしなみに気を配り、着こなし方を磨き続けた男性貴族は、まさに当時のファッションリーダーだったのです。
画像:Wikipedia『束帯』『狩衣』
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