いくらもらえるの?W杯出場で日本代表選手がもらえる「報酬」が明らかに (1/2ページ)

まいじつ

(C)(C)rawf8 / Shutterstock
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サッカーのワールドカップロシア大会(W杯)は日本時間6月29日までにグループステージ全日程が終了した。日本代表はポーランド代表との最終戦で今大会初黒星を喫したものの、グループリーグで2位となり、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を決めた。アジア勢で唯一の進出を果たした決勝トーナメントでは、1回戦で優勝候補のベルギー代表と対戦することが決まっている。

そこで気になるのが代表選手の給料だ。選手は普段、所属クラブから給料をもらっているが、代表に選ばれると“出場給”というものが支給される。さらに、試合に勝つと“勝利給”もある。

過去、日本代表に選ばれたことがある城彰二は、自著の中で、初めて日本代表に招集されたときの報酬が日給5000円、試合に勝つと勝利給10万円が支払われ、引き分けたとしても5万円の報酬があったと告白している。同じく元日本代表の田中マルクス闘莉王は、テレビ番組で「代表に選ばれたら1日1万円」、「W杯の場合は1勝すると一人200万円、コンフェデレーションズカップなどは30万円、東アジア選手権などは20万円、親善試合は10万円から15万円と決まっています」、「正直なところJリーグで試合した方が全然高いですね」と明かしたことがある。

では、今大会はどうなのか。調べてみると、W杯では大会ごとに勝敗に応じた賞金と、大会準備費や選手を派遣するクラブへの補償などに充てられる金額全てを合わせた『分配金』というものがある。この分配金は総額で7億9100万ドル(約900億円)になるとFIFAから発表されている。これが各国の成績によって金額が変わってくる仕組みだ。

優勝国が3800万ドル(約42億円)、準優勝国が2800万ドル(約31億円)、3位が2400万ドル(約27億円)。最も金額の低いグループステージ敗退国でも賞金は800万ドル(約9億円)、また、出場全32カ国には大会準備費として150万ドル(約1.6億円)が分配される予定で、出場しただけでも最低で950万ドル(約11億円)の分配金が保証される。この金額は、日本だと日本サッカー協会(JFA)へ入金される。

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