本田圭佑VS香川真司、日本代表内「確執」の裏側

日刊大衆

本田圭佑VS香川真司、日本代表内「確執」の裏側

 サッカーW杯ロシア大会で、日本代表がW杯決勝トーナメント進出の原動力になったのは、やはりこの男・本田圭佑(32)だった。

「結果を出せたことをうれしく思う」 第2戦のセネガル戦では、後半33分に同点ゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。歴史的勝利となった初戦のコロンビア戦でも、本田のコーナーキックから決勝点が生まれたのだ。

 もっとも3度目のW杯で初めてのベンチスタート。「活躍したものの、本田は動きも鈍く、他の選手の足を引っ張ると、ロートル批判の声が若手を中心とした一部選手や熱狂的ファンから出ていました」(スポーツ紙記者)

 だが、第1戦、第2戦の活躍で、「なんだかんだ本田」と、多くの日本サッカーファンからの、信頼は取り戻したという。『週刊サッカーダイジェスト』元編集長・六川亨氏はこう見る。

「本田自身、本大会が始まって以降も、コンディションを上げるため黙々と練習していました。そんな本田に若手選手は声をかけづらい雰囲気があり、一見すると孤立している印象を与えていたのかもしれません。ベテラン選手たちにしても、あえて本田を無視することで、“早く本調子に戻って来い”という叱咤激励のメッセージを送っていたんだと感じました」

 だが、事はそう簡単ではなく、本田に対する日本代表の他メンバーたちの不信感は、だいぶ前から想像以上に根深いものがあるようだ。ロシアで現地取材する前出のスポーツ紙記者は、こう漏らす。

ベテラン勢の間に生まれた“不和”

「6月8日のスイスとのテストマッチ後、長友は本田に対し、“パフォーマンスが悪い”“もっと走らないと勝てない”と苦言を呈していました。仲のいい2人には、本来ありえない“決別”に近い発言でした。若手の本田に対する厳しい目を感じ、本大会を前にチーム融和のためにも、ベテラン同士の長友としてはあえて、そう発破をかけなければならなかったほど、本田は孤立していたということですよ」

 以前は一緒だった昼食やランニングも、本田の代表復帰後、2人は別々だったとされる。こうした状況は、同じくベテランで、ポジションがトップ下でカブる香川真司(29)はなおさらだ。

「コロンビア戦、セネガル戦とも香川が先発し、後半に本田と交代しました。通常、交代時には選手同士でハイタッチします。それを本田と香川は2試合ともしなかった。ありえないですよ。しかも、香川は険しい表情を浮かべ、視線もまったく合わせなかった。両者に“確執”以上の強い感情があるとしか思えませんね」(前同)

 この交代劇をめぐり、新旧エースが大ゲンカしているようにも受け取れる態度。ここまでの“確執”があるのを見て、関係者はいぶかしがったという。

「不仲の理由を探ってみると、結局、ある理由にたどり着くんです。それは、本田のサイドビジネスです。この数年間、日本代表メンバーたちが“今度こそ、W杯で初のベスト8を目指そう”と、皆、必死に勝利を目指して奮迅している中、本田はコンディションが上がりきらないのにサイドビジネスにうつつを抜かしていたんです」(サッカー関係者)

 日本代表“2大エース”確執の陰には、本田の“副業”があった――。7月2日発売の『週刊大衆』では、さらに本田圭佑と香川真司の不仲の原因に迫っていく。

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