天才テリー伊藤対談「小林亜星」(4)亜星さん、死ぬのは怖くないですか (2/2ページ)
つまり、かみさんが自分のために建てたっていうね(笑)。
テリー アハハハハ! でも、今は二番目の奥さんとお幸せに暮らしているからいいじゃないですか。ちなみに今、何か楽しみにされていることはありますか?
小林 うーん、今は「あの世に行くのは、どんな感じなのかな」っていうのが気になっているね。
テリー あ、それ、いいですね。
小林 そう? 高校の時にサルトルとかキルケゴールの「実存主義がうんぬん」みたいな本がはやったんだよね。で、「人間は神を信じて、よいことをしていれば、あの世でも幸せになれる」みたいなヤツと、「あの世なんかないんだから、好きなことをして生きたほうがいい」というヤツが、よく議論していたの。
テリー それ、どんな結論になったんですか。
小林 「じゃあ俺が死んでみる」って言ったヤツが、夏休みに僕宛に手紙を置いて行方不明になっちゃったんだ。手紙には「俺が死んでみて、あの世があったらお前に教える。連絡がなければ、あの世はないと思ってくれ」と書いてあってね。だから、本当にあの世がないのか、あっても伝える手段がないのか、僕に受け取る能力がないのか──まあわかりませんけど、そんな経緯もあって楽しみになっているんですよ。
テリー 死は怖くないですか?
小林 うん、怖くないですよ。だって、こんなに年取っちゃって女も寄ってこないし、飲み屋でオダを上げるぐらいしか、やることないんだから(笑)。
テリー いや、ここで「女も寄ってこないし」と言うのがさすがです。まだまだ亜星さんはお元気だから、あの世の確認はだいぶ先ですよ、きっと(笑)
◆テリーからひと言
本当に見た目も変わってなくて、貫太郎パワー健在だったな。まだモテようとしているところもすばらしい! あのブン投げを、銀座のお姉ちゃん相手にもやってほしいね。