心当たりある? やらなきゃよかった自己投資5選 (2/3ページ)
それでも多くの女性が、美容にお金を費やして美しさを保つことを、将来への投資と考えているようです。
■そのお金は、本当に自己投資?
自己投資のつもりでお金を使っていても、その出費は本当に自分にとってよいことなのか。その判断は個人の考え方によってもちがい、曖昧です。投資という名目で使われていた隠れた浪費に着目し、よい投資とはどういうものかについて見ていきましょう。
◇自己投資に見えて実は浪費
自己投資かと思いきや、振り返れば浪費だった……と女性たちが感じたことはどんなものでしょうか?
☆痩身エステ
・「痩身のためのマッサージエステ。通っているあいだだけの効果だった」(33歳/医療・福祉/専門職)
☆続かないジム通い
・「ジム。健康とダイエットのためにと契約したが、結局続かなかった」(31歳/通信/販売職・サービス系)
☆ファッション
・「ファッション。服は増えていく一方だし、見た目を着飾っても、結局は内面が美しくないと人としての魅力がないと思ったため」(29歳/人金融・証券/事務系専門職)
☆料理教室
・「料理教室に通ったが、資格を取っても使い所がなかった」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
☆パソコン教室
・「パソコン教室に通ってワード・エクセルの資格を取ったが、普段使うのは基礎的な機能なので、資格はあまり役立っていない」(33歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
エステやダイエットなど、一時的にしか効果を実感できなかったものへの投資が無駄だったという意見が多いようです。すぐに効果が感じられないために継続できなかったり、ダイエットに成功してもリバウンドしたりと、その後の結果が思わしくないと、無駄と思えてしまうようです。
また、一見役立ちそうな資格取得に関しても、直接の収入アップにつながるなど、取得した先の目的がなければ、意味のないものになってしまったという場合も。将来なりたい姿を想像して、何のための投資なのかという、目的意識を持つことが重要ですね。