「セカンド女子」にすらなれない。モテない女の特徴 (2/3ページ)

マイナビウーマン

歌い終わって別れた後で、見上げたビルの窓がハート型にライトアップされてるのを見て啓示を感じた彼女はダッシュで戻り告白、そのまま勢いでヤッちゃうのでした。

まあ、いつも太陽みたいな友だちが全部持ってっちゃう月タイプのるみ子にしては、勇気を出してようやったとは思うわよ。でも、ハートのライトアップきっかけって、ど、どんだけ~?(オネエ・クラシック)るみ子は雑誌『anan』の占い特集はマストで買ってるタイプね。パワースポットも好きそう。でも、オトコはラッキーアイテムなんかじゃ落ちないのよ?

ワンナイト時のお約束の問題「いきなりの寝起きブス顔披露」についても、るみ子はメイクの落ちた汚いところを見られたあげく、しょっぱく照れまくってて失敗。古典ゲイ映画の名作『トーチソング・トリロジー』の主人公、女装オカマのアーノルドはちゃんとしてたわよ。相手より早くそっと起きてメイク直しをしてベッドに戻り、まるで今起きたかのような小芝居をするの。オネエさんの努力、涙ぐましい! それくらい気合いの入った自己演出ができないのなら、逆に笑顔でブスっぴん見せるくらいの開き直りがほしいところだわね。

そして言い渡される「みゆきちゃんから乗り換えて、るみ子さんと付き合うとか無理だ」という宣告。ここでまた、一番やっちゃいけない「それでもアタシうれしかったし、このまま友だちとして仲よくしてくれりゅ……(泣)」みたいな、自ら安値札をつけた追いすがり。ノンケもゲイもたいがいの男って、追っかけてくる相手に対しては途端にエラそうになっちゃいがち。まさしく藤本程度の男に「イライラすんだよね。つうか重い!」とまで言わせるほどに。そしたらるみ子、今度は「ゥウワーッ!」って奇声を発して路上で彼を押し倒し覆いかぶさっちゃう。「アタシ重いかな? そんな重いかな!?」って、物理的にも本当に重くなる一方の、子泣き爺女と化すのでした。

その後は「弱った心につけ込んでつまみ食いしたい、パッと見優しげでそつのない男」リリー・フランキー演じる業界スケベオヤジに、ひとつまみされちゃう。朝の「るみ子ちゃんはがんばり屋さんなんだね」「すみません、なんかつい」のやり取りから、求められるがまま必死に尽くす涙ぐましい姿が見える。

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