女性はキャリアを築きにくい? 管理職の実態 (2/4ページ)

マイナビウーマン

これらの悩みは女性たちが管理職になりたくないと思ってしまう、大きな原因になっていると言えるでしょう。それぞれを詳しく解説します。

☆責任が重い

自分が果たすべき責任の量と質が増えてしまう状況です。そして自分のやりたいことや大事にしていることが脅かされると、責任が重いと感じやすくなるのかもしれません。本来はどんな仕事であっても責任が伴うもの。特に自分が果たしたい責任であれば、客観的にどんなに負担に思えることでもがんばれたりしますよね。しかし、ほかにも果たす必要のある責任が増えてしまったらどうでしょうか? 本来、自分が果たしたかった責任が果たせないという意味で、ほかから要求される「責任」が重いと感じるかもしれません。

☆仕事が多い

単純に仕事の量が増えるという面もありますが、それ以上に自分の中の「お母さん像」やキャリアプランとの葛藤で、やらなければならないことが多いと感じるケースをよく見かけます。男性にはわからない悩みや、やらなければならないことも数多くあるでしょう。たとえば、毎日のメイクが既に負担という女性もいます。まわりから暗に求められていることをやりつつ仕事をする必要がありますから、仕事が増えるということはとても大きな負担になるのです。

☆部下を使うのが苦手

この問題はそもそも管理職経験がある女性が少なく、ロールモデルの不在や異性の部下との接し方がわからないことに端を発しているかもしれません。たとえば、何げない会話の中で常に結婚や子どもの話をされてしまい苦痛に感じるなど、本人からするとセクハラまがいのケースが発生することも……。さらに、女性管理職としては部下に不満を持たれないようにがんばらなければならないし、働きやすい職場を作っていかなければならない。けれど相談できる相手もいない。自分にかける時間も余裕もない。こういった環境の中で、職場の人たちと関わることが難しくなってしまい、部下を使うのが苦手という意識になるのではないでしょうか。

■女性管理職の悩み別対処法

次に、女性管理職の悩み別に対処法をご紹介します。

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