韓国が大喜びしたW杯の日本代表VSベルギー代表戦

まいじつ

(C)Pasko Maksim / Shutterstock
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今回のサッカーワールドカップロシア大会で決勝トーナメントに進出し、16強に残ったアジア勢は日本だけだった。アジアのほとんどの国は「日本のおかげで何とか面目を保てた」という論調で報じたが、韓国は少し違った。

「台湾やベトナム、タイなどの大部分のサッカーファンは日本を応援していたでしょう。中国も意外に多いと思います。でも、韓国ではほぼいませんね。韓国のKBS、MBC、SBSの3大ネットワークは、対日本戦では例外なく日本の対戦国を応援していました。中でもKBSの韓俊喜(ハン・ジュンヒ)解説委員などは、対ベルギー戦、2-2の後半ロスタイムにシャドリが劇的な逆転カウンターゴールを決めたとき『シャドリ、ありがとうございます』と興奮気味にコメントしたのです」(在韓国日本人会社員)

この韓解説委員の言葉は批判にさらされたという。

「直後に『本能を隠せなかった。敗れたチームに申し訳ない』と語ったのですが、この発言に韓国の一部の視聴者から『公共放送がこのような不公正な解説をしてもいいのか。いくら日本が勝つのが気に入らなくても、解説は公平にすべきではないのか』、『韓日戦でもないのにこのような不公正中継をするなんて。解説者ならもっと中立性を守って中継するべきだ』と批判のコメントが寄せられたのです。ですが、この解説者の弁は、例外的に彼だけが偏っているというわけではありません。韓国人の反日感情は、もはや感情ではなく、本能として昇華しているのです。ウソも百回言えば真実になるということで、反日教育恐るべしです」(同・会社員)

日本が逆の立場だったら…

KBSの前身は日本統治時代に設立された社団法人朝鮮放送協会で、日本でいえばNHKに相当する。日本ならどんな“極右”でも、アジアで韓国だけが決勝トーナメントに進出すれば、ここまでの引き倒しはしない。

7月4日の中央日報は、《日本のサッカー総合サイト『ゲキサカ』が、「韓国公共放送で解説者が日本の負けを喜んだ」と伝えた》と報道した。ただ、ゲキサカの報道内容は“韓国内でも批判がある”ということを紹介しただけで、反韓のトーンは抑制されている。

この手の話は、日本人にとっては慣れっこになっているので、ほとんどの日本人は聞いたり読んだりしたところ「あっ、そう」で終わりだろう。

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