『西郷どん』“陰の主役”!? 坂本龍馬を演じる小栗旬の特別扱いぶりがスゴい (3/3ページ)

日刊大衆

 また、2008年の『篤姫』で玉木宏(38)が演じた龍馬も、玉木のハマり役として人気になった。時代をたどると2004年の『新撰組!』では江口洋介(50)に、1990年『翔ぶが如く』の佐藤浩市(57)と、龍馬俳優は驚くほど豪華だ。誰もが知っていて人気のある偉人のため、坂本龍馬はいつだって幕末大河の最重要人物。キャスティングにもかなり気を遣っているのだ。

 そのため、今回の『西郷どん』でも坂本龍馬役のキャスティングは、早くから話題になっていた。けれど発表が遅く(追加キャスト発表は2月だったが龍馬役は4月)、ネット上では勝手に配役を予想する人たちが続出。その結果、『西郷どん』の龍馬役はいつも以上に大きな注目を集めていたように思う。

■異例だった小栗旬の坂本龍馬役発表

 驚いたのは坂本龍馬役について、わざわざNHKが公式発表を行ったことだ。“『西郷どん』坂本龍馬役は小栗旬ぜよ!”と、ホームページ上でデカデカと告知もした。これまでも2009年の『天地人』で石田三成を演じるなど、大河で大役をこなしてきた小栗の出演、そして坂本龍馬という主要キャストだったことから大きな扱いになったのだろうが、追加キャストの発表を1人のために行うのはかなり異例。これだけでもNHK側の大きな期待が感じられるが、まさに主役級の特別扱いだったといえるだろう。

 この大役を任された小栗旬は特番の中で「龍馬が来ると風が吹く、そんな感じになれたらいいな」と語っていた。『西郷どん』後半戦の主役は小栗旬といえるかも。ドラマにどんな風を吹かせてくれるか、小栗が演じる新しい龍馬から目が離せない!(半澤則吉)

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