一体何のために?昭和時代、渋谷駅ではケーブルカー「ひばり号」が運行されていた (2/2ページ)

Japaaan

高層ビルが建ち並ぶ渋谷で、7階建てと4階建てのビル間をケーブルカーで遊覧しても、眺めは悪かろうに…と疑問に思う人もいるかと思いますが、そこはご心配なく。昭和26年の渋谷は写真でもわかるように高い建物はほとんどなかった時代。ケーブルカーからは遠くの街並みの景色が見れたことでしょう。

ひばり号が実際に動いている貴重な映像がありましたので紹介します。テレビまたは映画のワンシーンとして利用されたもののようです。

ひばり号、運行開始から2年で廃止、撤去へ

ひばり号の人気のほどは上々だったようで、連日乗車待ちの列ができていたそうです。そんなひばり号ですが、昭和28年(1953年)、折り返し地点の玉電ビルの大増築工事にともなって、わずか2年で廃止・撤去されてしまいました。

2年で廃止されたと聞くと、玉電ビルの大増築工事がよほど急遽決定したように思えるわけですが、この増築工事は前々から決定していたことだったようです。昭和29年(1954年)に玉電ビルの増築工事は終了し、当時としては日本一高い11階建てのビルに生まれ変わりました。

現在の渋谷の姿を知っている我々からすると、あそこにケーブルカーが設置されていたことが信じられませんが、当時の感覚からしても相当驚かれたことでしょう。現在ではケーブルカーの痕跡を見ることはできませんが、渋谷に行ったらビルを見上げてイメージしてみてはいかがでしょうか。

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「一体何のために?昭和時代、渋谷駅ではケーブルカー「ひばり号」が運行されていた」のページです。デイリーニュースオンラインは、昭和雑学カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る