犬氏、ついに逮捕。逮捕時のマグショットが公開される(アメリカ)
今月15日、アメリカのニュージャージー州にて、住居不法侵入を繰り返していた容疑で指名手配されていた犬がついに逮捕された。
地元のケープメイ警察によると、このパグは何度も脱走を繰り返し、見知らぬ人の私有地をすり抜けていたという。
ある家の裏庭を徘徊していたところを住民に目撃され、住民はすぐさま通報。駆けつけた警察により署に連行された。
・警官に連行され、マグショットを撮影される犬氏
住人からの通報をうけ、現場に駆けつけた警官によると、抵抗する様子もなくおとなしく連行に応じたという。
だが、パトカーの後部座席に乗るよう指示したところ、「自力で乗るには車高が高すぎる」とごねたため、抱っこして乗せたという。
その後、警察は拘束されたパグのマグショット(逮捕後に撮影される人物写真)をフェイスブックに公開し、こうコメントを残した。
この毛深き脱走犯は無事逮捕された。
尚、身柄を引き受け人が来るまで署に拘留する
規定によりマグショットを撮影した。ニュージャージー通りの1300街区のある私有地をすり抜けて私有地に侵入したところを取り押さえた
例え犬でも容赦ねえなー。でも面白い。まるで凶悪犯さながらのマグショットだが、これは飼い主を探す手段でもあった。
・飼い主あらわる。拘留された愛犬と再会
これを見た地元のネット民は「罪を憎んでパグを憎まず!」「ま、まさか口を割るまで無茶な尋問でボコボコにされるんじゃ…」などとコメント。
その後、幸いなことに拘留(保護)されたパグのもとに飼い主が現れ、鉄格子を挟んで愛犬と再会した。
格子の隙間から悲しそうに見上げるパグ。これまでの犬生を振り返り、過去の脱走を含むすべての罪を後悔していたにちがいない。
・クッキーで保釈されて家族のもとに!
その翌日の投稿によると、このパグの本名はビーンと判明。ビーンは当日のうちに飼い主が持参したクッキーで釈放されていたようだ。
なお、ビーンの飼い主であるハドリー・ハバードさんは、フェイスブックで「警察のみなさん、ビーンをお世話してくれてありがとうございます!家族みんなで感謝してます」とお礼を述べたそうだ。
ケープメイ警察は今回の件について公式発表はしていない。だが、彼らのユーモアあふれる対応は大人気となり、フェイスブックにはたくさんのいいねがついている。
References:mashable / facebook / cbsnewsなど /written by D/ edited by parumo