朝ドラ『半分、青い。』コメディアンとしての間宮祥太朗に注目!

日刊大衆

朝ドラ『半分、青い。』コメディアンとしての間宮祥太朗に注目!

 連続テレビ小説半分、青い。』(NHK)が、新章突入後も好調をキープしている。最近は視聴率20%以上をキープし、22%を上回ることも少なくない(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。ヒロインの鈴愛(永野芽郁/18)が漫画家をやめてからも、涼次を演じる間宮祥太朗(25)や映画監督の元住吉祥平を演じる斎藤工(36)らイケメンの活躍もあり、ネットニュースで彼らの名前を見る機会は多い。ここでは7月14日の放送回を振り返ってみよう。

 涼次の家を訪れた鈴愛。しかし、そこには涼次が師と仰ぐ元住吉の姿が。鈴愛と元住吉は険悪な雰囲気になるが、鈴愛の涼次に対する想いが薄れることはなかった。涼次は叔母である光江(キムラ緑子/56)らに結婚を報告し、いよいよ結婚モードに。涼次は岐阜にある鈴愛の実家に結婚のあいさつをしに行くが、両親の前で「お嬢さんを……」と言ったところで笑いが止まらなくなってしまい、場が凍りつくのだった。

 この放送、というか先週の放送で一躍、時の人になったのが涼次を演じる間宮祥太朗だ。あっという間に鈴愛の結婚相手になるという展開や、そのイケメンぶりが話題になった。男前だけど頼りなく、テンションの浮き沈みも激しい涼次のキャラもファンの心を掴んでいる。この放送回のラストシーンで爆笑し始めたように、イラッとする瞬間はあるけど、どこか憎めない一風変わった男。間宮はこのキャラの濃い若者を、見事に演じているのではないか。

■間宮祥太朗は静の演技も動の演技もイケる!

 “一風変わった役”というのは、実は間宮祥太朗の十八番ともいえる。2016年にHuluで配信されたドラマ『ニーチェ先生』では、さとり世代のコンビニアルバイト役を好演。笑顔を見せずに淡々と静かに話す独特キャラが見事にハマって、話題となった。漫画原作のドラマだったのだが、原作が持つシュールさを完璧に体現していたのだ。

 間宮は他にも昨年、“イケメンだらけ!”と人気を博した映画『帝一の國』で、金髪ロン毛の美少年、氷室ローランド役を熱演している。これら2役では静かで落ち着いた“静”の演技で笑いを引き起こしていたが、間宮は激しい演技やセリフの“動”の演技も得意だ。昨年公開の映画『トリガール』では、主要キャストの坂場大志役でヒロインの土屋太鳳(23)と軽妙なやりとりを見せ、ラブコメでも間宮祥太朗が光り輝くということを世に示した。間宮はイケメン俳優として注目されたが、実は“コメディ”がハマる役者なのだ。

『半分、青い。』の演技を見ると間宮の面白さ、かっこ良さがギッシリ詰まっていることが分かる。端正なマスクでシリアスなシーンもキチッと決めるのに、絶妙な間合いで見ているものをクスッとさせてくれる。今後、コメディやラブコメに出まくるであろう間宮祥太朗ブレイクの瞬間を、見逃してはならない!(半澤則吉)

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