カフェでは「叫び」ケーキも!ノルウェー・オスロでムンクの作品を楽しもう (2/4ページ)
1944年に81歳で亡くなるまで精力的に創作活動を続けたムンクは、その生涯で油彩画や版画、水彩画、スケッチなど4万点にも及ぶ作品を生み出しました。
その死後、ムンクは自身が所蔵していた作品のすべてを遺言によりオスロ市に寄付。ムンクが自らの生と向き合いながら残した作品は、オスロのムンク美術館や国立美術館で鑑賞することができます。
・ムンク美術館
オスロの閑静な住宅街に建つムンク美術館は、1963年にムンク生誕100周年を記念してオープンした美術館。
その所蔵作品は膨大な数に上り、1100点の絵画や18000点の版画をはじめ、デッサンや彫刻など、2万点以上のムンク作品を所蔵しています。そのすべてを展示するのは物理的に不可能なため、時期によって作品を入れ替えながら展示を行っています。
孤独や老い、病、死など、ムンクらしい重いテーマを扱ったもののほかに、自然の美しさを表現したロマンティックな作品も。
まさにムンクづくしのこの美術館を訪れれば、ムンク作品の多彩さと奥深さが実感できることでしょう。