やくみつるの「シネマ小言主義」 独裁者没後の、笑える跡目争い 『スターリンの葬送狂騒曲』 (2/2ページ)
サマーラは昔のクイビシェフか、などと調べながら、“こんなに近代化されて…”と、短い都市紹介のくだりに釘付けになっていた自分です。
画像提供元:(C)2017 MITICO ● MAIN JOURNEY ● GAUMONT ● FRANCE3 CINEMA ● AFPI ● PANACHE ● PRODUCTIONS ● LACIECINEMATOGRAPHIQUE ● DEATH OF STALIN THE FILM LTD
■『スターリンの葬送狂騒曲』監督/アーマンド・イアヌッチ
出演/スティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー、マイケル・ペイリン
配給/ギャガ
8月3日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー。
1953年、ソビエト社会主義共和国連邦。逆らう者がいればすぐに“粛清”するという、ヒトラーにも劣らぬ大量虐殺で、世界を恐怖に陥れた独裁者スターリンが急死。この死を受けて、色めき立ったのは側近たち。「うまく立ち回れば、自分に後釜のチャンスが!」と最高権力の座を巡る争いが始まる。騙し合い、裏切り、殺し合いなど、その姑息で熾烈な頭脳戦はやがて…。
やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中。