「高嶺の花」小日向文世の家元役に「リチャードの潜入先に見える」の指摘

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「高嶺の花」小日向文世の家元役に「リチャードの潜入先に見える」の指摘

 放送中のドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)で石原さとみ演じる月島ももの父親で、由緒ある華道の名門「月島流」家元・月島市松を演じている小日向文世。42歳まで舞台一筋、2000年に三谷幸喜演出のミュージカル「オケピ!」に出演するまでは、テレビや映画などの映像メディアに出演する機会もほとんどなかった。だが、このミュージカルを観に来ていたフジテレビのプロデューサーから目を付けてもらえたことから、2001年1月期放送の木村拓哉主演の月9ドラマ「HERO」(フジテレビ系)のメインキャスト・末次検察事務官に大抜擢。ドラマが全話視聴率30%超えを記録する大ヒット作品となったのと同時に、小日向はドラマや映画からも引っ張りだこの役者となり、現在に至っている。

「軽妙な演技に定評のある小日向は、前クールの月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で演じた超一流の変装技術を持つ詐欺師・リチャードがハマリ役と話題になりました。そのため、現在演じている華道の家元役が『リチャードの新しい潜入先に見える』と指摘する声も多いのだとか。役者はハマリ役に出会った後のしばらくは、どんな役を演じてもハマリ役と比較されてしまいがち。ベテランの小日向であっても、それは避けられません」(女性誌記者)

 野島伸司氏脚本による石原待望の恋愛ドラマだが、視聴率は11.1%、9.6%、8.2%と右肩下がり。小日向には役者としての底ヂカラを見せつけて、視聴率回復に尽力してもらいたいものだ。

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