働いたことのない70代男性に、ノーブラ女性? アンガ田中がディープゾーンに潜入して話題 (1/2ページ)
「普通、ロケだったら、『この人は無視しなきゃいけないな』って人にどんどん話しかけていく番組」……。ロケを終えたアンガールズ・田中卓志は疲弊した表情で振り返った。ウソのような登場人物のキャラクターと、理解しがたい実話。ぼっ発するアクシデントと、予期せぬケンカ。本来、“地上波では無視しなきゃいけない人”を目の前にしたとき、芸人のレポーターは、ツッコむのか、逃げるのか。その判断力が問われるロケだった。
その番組は、テレビ朝日の月曜深夜のバラエティ枠『キタイチ』(「期待値」の意味)の番組『ディープな街で昼から何してる?』(8月6日放送分)だ。タイトルの通り、駅前で酒を飲む人や公園で座っている人、居酒屋にいる人などに「昼から何をしているのか」と聞く内容だ。話を聞いたとしても、放送に耐えられる人物なのかという危惧がついて回る。芸人にとって疲労感を伴う仕事であることは、想像に難くない。
田中が訪れたのは、東京都江東区の中でもディープな場所・亀戸。路地に一歩入れば、レトロ感がある一杯飲み屋がひしめき合い、公園には酒の空き缶が散見される。そこで生きる人と話すことで、知られざる“日本の今”を見る……ことができれば御の字ではある。
ロケに臨んだ田中は、駅前の公園に向かおうとした。そこに「カメリアプラザ(亀戸文化センター)に行くの?」と一方的に話しかけてきたのは、ド派手な服をまとい、滑舌が悪すぎる中年の女性。ノーブラだとはっきり分かる格好だった。彼女は独り言を口にしながらプラザに入り、田中はようやく公園を訪れることができた。
田中が話しかけようとしたのは、「今はもう勃たない」が「4回離婚した」73歳の小林さんという人物。聞けば、「口の中に残っていた牛丼の残りをハトにあげている」最中だったという。博打で生計を立ててきた小林さんは、働いたことがない。1回の博打で、360万円当てたこともあるという。まさに、ビンゴな人選だ。
スタッフが彼に出演許可を取っていると、背後から近づく女性が……。先ほど話しかけてきた中年女性だった。68歳の八木さんと名乗る女性は、カメリアプラザで食べたホットケーキを口の中に残したまま、田中に話しかけてきた。いわく、「今日だけ飲みこまないの」。