楠田枝里子、前田有紀、大橋マキ…テレビを彩った人気女子アナの今

まいじつ

(C)IVASHstudio / Shutterstock
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才色兼備、テレビ業界の花といえば女子アナウンサーだが、毎年、ミスキャンパスを受賞したという新人が入社してくる一方で、表舞台から去っていく人も数多い。かつて、きらびやかな世界でスポットライトを浴びた“あの人”は、今、一体何をしているのだろうか。

2013年にテレビ朝日を退社したのは『やべっちF.C.』『やじうまプラス』などを担当した前田有紀アナ。退社の理由はロンドン留学と発表されたが、その後、バスケットの田臥勇太選手が所属する『リンク栃木ブレックス』の本拠地・栃木県宇都宮市で同棲生活を送っていることが発覚した。田臥と別れた後、大学時代の同級生と結婚。現在は1歳になる息子を育てながらフラワーアーティストとして独立している。

『なるほど・ザ・ワールド』(フジテレビ)の司会で人気を博したのは、元日本テレビアナウンサーの楠田枝里子。1974年に日テレに入社すると、瞬く間に人気アナに。81年に退社した後はフリーに転身した。これまで年齢を非公表にしていたが、最近になって65歳になったことを明かしている。趣味で世界各国から2万個以上の消しゴムを集めていて、『消しゴム図鑑』という書籍も上梓している。また、大のチョコレート好きで、その健康効果についての研究や、カカオの歴史、文化など日本のチョコレートブームの立役者としても活躍。そのためか、一度も結婚経験がないという。

フジテレビに入社し、看板アナウンサーとして活躍するも、たった2年で退社してしまったのは、大橋マキアナ。入社2年目には『プロ野球ニュース』のキャスターに抜擢されたが、過労と精髄の持病のため、早期退社を余儀なくされてしまった。女子アナ時代にアロマサロンを取材したことがきっかけで、現在はアロマセラピストとして活躍している。

スキルアップを計らないと生き残れない世界

06年9月にTBS『筑紫哲也NEWS23』に抜擢されるも、当時民主党の政策調査会長代理であった細野豪志衆議院議員との“不倫路チュー”写真を週刊誌にスクープされ、わずか5日で降板したのは、元朝日放送の山本モナアナ。その後、08年には当時巨人の主力だった二岡智宏内野手とホテルで一夜を過ごしたことが発覚。“不倫アナ”という不名誉なイメージがついてしまったことから、その後、アナウンサーとして目立った活動はしていない。現在は結婚し個人事務所を設立して、MCや講演会などの仕事をしている。

元TBSの竹内香苗アナは、12年3月に一般男性と結婚。夫のブラジル赴任に同行するために、同年10月5日をもって退社。ブラジルで第一子男児を出産し、その後、ブエノスアイレスで次男を出産している。現在は、夫の南米滞在が終了したため日本に帰国しており、キャスターとして活躍中。TBSラジオ『伊集院光とらじおと』の火曜日アシスタントで、その懐かしい声を聴くことができる。

“クボジュン”の愛称でNHK紅白歌合戦の司会も務めたのは元NHKの久保田純子アナ。02年、30歳になる直前に長女を出産した。出産後は契約職員として復帰したが、04年に退局しフリーに。絵本の読み聞かせや翻訳なども手掛けていたが、現在は、夫の転勤に伴ってアメリカに在住している。

テレビ業界では“女子アナ30歳定年説”がまことしやかに囁かれているが、アナウンサーというよりも、タレントとしての資質を見込まれて採用される人も多いという。在局中に自身のスキルアップを図らないと、自然に退職を促されることもあるとか。

高倍率の競争を勝ち抜いて憧れの女子アナになってはみたものの、現実はわれわれが思っている以上に厳しい世界なのかもしれない。

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