これでは眠れない? 間違いだらけの快眠対策 (1/2ページ)
「早寝早起きは、人を健康、富裕、賢明にする」。これはアメリカ合衆国建国の父といわれるベンジャミン・フランクリンの言葉だ。仕事、勉強、家事に勤しむための資本である体をしっかりと休ませることは、日々の生活における活動のクオリティに大きく関わる。
そこで大事になるのが「睡眠」だ。
睡眠改善インストラクターとしてテレビ、新聞、雑誌など各種メディアから注目を集めている竹田浩一氏が上梓した『睡眠改善インストラクターが教える「眠りの魔法」』(坪田聡監修、ぱる出版刊)は、寝つきが悪い、起きても疲れがとれないなどの眠りについての悩みを抱える人ならチェックしたい一冊。
著者が提唱する快眠の秘訣は「光で起きる」という点にあるという。
なぜ「光」が快眠をもたらすのだろうか。その理由と快眠のポイントを本書から紹介していこう。
一般的に目覚まし時計といえば、「音」で眠りから覚まそうとする。しかし、光目覚まし時計は、体内時計をリセットするために必要な明るい光を出すように設計されている。
そこでポイントになるのは体内時計だ。
朝に目覚め、日中に活発に活動し、夜になると眠くなる。このように毎日同じようなリズムで活動できるのも、体内時計によって体内の様々なものがコントロールされているからだ。
よく言われるが、体内時計の周期は24時間ぴったりではない。24時間よりも少し長いと言われ、そのまま時間を追いかけると、生活のリズムは後ろ倒しになっていく。
体内時計のリセットボタンは、脳内の視交叉上核(しこうさじょうかく)という場所にあり、光が視神経を通じてこの部分を刺激すると、体のリズムがリスタートされるのだという。
つまり、朝目覚めて、太陽の光を浴びることで体内のリズムが調整されていくのだ。そして、体内時計に大きく関わってくるのが「セロトニン」と「メラトニン」という脳内物質だ。