週刊誌記者が選んだ! 本当に怖い「怪談スポット」4連発

日刊大衆

週刊誌記者が選んだ! 本当に怖い「怪談スポット」4連発

■九十九里亡霊海岸・H海岸(千葉県白子町)

 事の発端は1982年1月。H海岸で焼け焦げた車の中から、女性の惨殺死体が発見され、その後、4月、5月と立て続けに4人の焼身自殺が発生。しかも、いずれも44歳だったことや、事件以降、周辺の道路で霊の目撃報告などが相次いだことから、急きょ、慰霊祭が行なわれた。

 一説には、近くにあった竜神様の祠を壊した祟りとも囁かれたが、現地で取材したところ、無数の竜神社が点在し、集落を守る結界を形作っていることが判明した。ただ、深夜に取材した際、呼び込まれるように歩いた先に、犠牲者を弔う卒塔婆があったのは、いまでも不可解な気が……。

■一家惨殺の家・神流湖(群馬・埼玉県境)

 群馬県と埼玉県の県境に位置する神流湖は、ぐるりと取り囲むように、心霊スポットが密集する危険な場所だ。その中でも、「突然、錯乱した父親が家族全員を惨殺し、自殺した現場」とされる通称・Aさんの家は、「ここにある物を持ち帰ると、深夜に“返せ!”と電話が掛かってくる」とか、「撮影したビデオテープに不気味な声が入っていた」などと、都市伝説めいた噂が多い。実際、我々も現場に踏み入ろうとした瞬間、風もないのに柱が音を立てて揺れ始めたり、取材後、深夜に無言電話が続いたりと、数々の奇妙な現象に悩まされることになった。

■遊女の怨念!? 新宿二丁目(東京都新宿区)

 新宿二丁目は、心霊現象が続発している街でもある。古く江戸時代には花街として栄え、その一方で、無数の遊女たちが無惨に死んでいった場所である。それ故なのか、女性や子供の霊の目撃例が少なくなく、取材に訪れたバーでも、店の壁から壁へスーッと通り抜ける女の霊や、ソファ席の角にうずくまる黒いモヤのような人影など、怪現象が多発しているという。

 また、この近くの某ファミレスで撮られた写真には、無人のはずの席に、半分モヤのように消えかかった着物姿の女性が写っていた。

■呪われた世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)

 わが国が誇る世界遺産のひとつである姫路城だが、その一方、江戸時代初期にまとめられた『諸国百物語』などには、数々の祟りや怪異が伝えられるなど、“呪われた城”という顔もある。城内の一角に、怪談「皿屋敷」のルーツのひとつとされる、播州皿屋敷伝説にまつわるお菊井戸がある。ここで惨殺され、投げ込まれたお菊の霊が祟りをなし、於菊虫なる奇妙な虫が大発生したりと怪異が続いたとされるが、現在は、於菊大明神として祀られている。だが、井戸の近くで心霊写真が撮影されたり、奇妙な現象が報告されることも少なくないのだ。

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