あなたもやっている? 残業する人の「NGな働き方」と解決策 (2/2ページ)

新刊JP

起床8時間後にさしかかる午後は、脳の覚醒が低下し始める時間帯。間延びした話が続いたり、時間をかけても成果が出にくくなったりして、結果、残業が増えることになる。

一方、起床5時間後は、白血球のリズムにより一日の中でもっとも免疫力が高まり、ストレスを感じにくくなる時間帯。つまり、午前の終わり頃はメンタル的にもっともタフな時間なのだ。
このタフな時間を、思い切った提案や踏み込んだ話に使っていくと生産性は高まるという。

商談や交渉をする人の中には「アポイントを11時に入れると、相手に受け入れられる可能性が高い」と語る人も多いそう。経験則から、体のリズムに適したスケジュールを自然と選んでいるのかもしれない。

■「会議の議事録」を書く前に休憩するのはNG

パソコンやスマホで文章を入力すると、予測機能で定型文が表示される。この文章の定型文のように、脳に「定型動作」を覚えさせることで滞りがちな作業をスムーズに進めることができると著者はいう。

たとえば、会議が終わった直後に休憩すると、議事録を書くのが億劫になったりする。
これは、会議終了後に休憩することが習慣になると、脳は「会議終了=タスクの区切り」だと記憶することによる。

結果「議事録を書く」という会議に付随した作業は「定型動作」から取り残され、別のタスクとして記憶されてしまうのだ。これが億劫になる理由だ。

これを解消するには、タスクを一続きにして「定型動作」を書き換えることだ。

その方法はいたってシンプル。会議が終了したら、休憩を入れる前に1行だけ議事録を書くのだ。

こうすることで、「議事録を書くまでが“会議”のタスクなのだ」と脳は記憶する。1行書いた後なら、脳はタスクが継続していると認識するので休憩をはさんでもいい。場合によっては「1行だけ書くつもりだったのに、結局、全部書いてしまった」ということも起こるだろう。

スケジュールの時間を少しズラすだけ、作業のやりかたや環境を少し変えるだけで、仕事の効率は変わっていく。残業を減らし、自分の時間を確保したいビジネスパーソンは、本書で紹介されている働き方を参考にしてみてはいかがだろうか。

(ライター:大村 佑介)

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