春画をお守りに?江戸時代の庶民にとって春画は性欲を満たすだけのものではなかった (2/3ページ)

Japaaan

葛飾北斎「蛸と海女」部分

喜多川歌麿「歌満くら」

浮世絵師はいわゆる芸術家であるわけですが、作品は誰かに依頼されて制作することがほとんどだったので、多くの絵師たちは絵を描くことを仕事として割り切っていたでしょう。ですので、人気絵師であっても依頼があれば春画であれ何であれ、お金を稼ぐために描きました。

春画は当時かなりの作品数が制作された人気ジャンルで、描けば良いお金になったわけですね。性風俗を描くことに対して、現代ほどの抵抗は無かったことでしょう。

性器を誇張する春画、そこにはお笑い要素も?

こういった状況を考えてみると、役者絵や風景画といった一般的な浮世絵と春画との間には、私達が思うほどの大きな隔たりはが無かったのかもしれません。

春画にはお笑い要素が含まれたものも多く描かれました。以前紹介した、鈴木春信の代表作と言っても過言ではない「真似ゑもん」は、豆粒ほどの小さなおっさんがエッチを覗くというとってもユニークな発想の作品。その他にも子供が親のエッチを覗いているもシーンがあったりもします。

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