石田ゆり子『インスタ休止』の理由に予感される「SNS時代」の終わり
女優の石田ゆり子が8月29日、自身のインスタグラムにつづったことが話題になっている。
《インスタ、しばらく休んでみようかとも思っています。それもまた、1つの道ですよね》
石田のインスタグラムはフォロワー約160万人と人気の高いアカウント。石田は自身の身の回りで起きたことや愛犬、愛猫の画像を投稿してきた。画像と一緒に投稿される石田の柔らかいコメントも好評で人気を博していた。
この石田の投稿にネット上では、石田の投稿を支持する意見が圧倒的だ。
《その方がいいよ》
《悲しいけど、休んでもいいと思います》
《期待に応えなきゃって思ってると、段々つらくなってくるかもしれませんね。無理して続ける必要ないと思います》
《やるのも自由、やらないのも自由、やめるのも自由だと思います。毎日投稿しなきゃとか考えるのがめんどくさくなったときがヤメ時です。またそのうち発信したくなるときが来たら再開してくださいね》
《きれいでいい人そうな理由ではなくて、正直に疲れましたと話して休む石田さんは素敵だなと思った》
フォロワーのほとんどが石田を擁護しているが
石田は今年5月、インスタにアパレル店の店員の接客について投稿したところ炎上騒ぎが起きてしまい、投稿を削除したことがあった。
また、つい先日の8月25日に『避暑地でのんびり過ごしている雪』と題して愛犬の写真を公開し、《会いたいです。雪》と投稿した画像にも批判が集まった。
《なんで雪ちゃんだけ何カ月も避暑地に行ってるんですか?》
《避暑地って言えば聞こえはいいけど、なぜ長期間預けてるのか疑問。いくら慣れてるとはいえ、飼い主の元が一番いいはずなのに》
《猫だけ手元に置いて犬だけ手放すというのはちょっとかわいそう過ぎる》
といった内容がコメント欄に投稿されたのだ。
せっかくファンと直接交流を広げようとなにげない日常や感情を共有しているのに、嫉妬と敵意に狂ったアンチコメントが、一挙手一投足に牙を立ててくる。これでは気の休まる暇もないだろう。石田のインスタ休止は、こうした流れを受けてのものかもしれない。
石田の投稿には、批判コメントに対する励ましの言葉が目立つ。
《もし、悪意あるコメントのことなら大丈夫です。160万人フォロワーの中のほんの数人の心が貧しい人です。ゆり子さんの思いは正しくフォロワーに届いてます。だから、気にせずに。次回の投稿、楽しみにしてます》
《世の中、暇な人が多いですね。文句つけるくらいなら、見なきゃいいのにって、つぐづく思います。ゆり子さんのインスタ毎日楽しみにしてます。猫たちの様子を見たいだけです。ゆり子さんの、お家も大好きです。気にしないで、これからも続けてくださいね》
暖かいファンの言葉だが、残念ながら石田の心をアンチから守る力はない。
こういったアンチコメントで有名人から一般人まで疲弊する傾向がここ最近強まっている。誰もが気軽にメッセージを発信しあえると普及したSNSだが、ここにきて曲がり角にきている感がある。
インスタグラムの運営元のフェイスブック社も、ツイッター社もこういった一部のアンチユーザーに対しては、有効な手立てをもっていない。そろそろSNS時代の終わりが近づいてきたのかもしれない。