変態と呼ばないで!読めそうで読めない老舗の暖簾で見かける「変体仮名」とは? (2/3ページ)
仮名は漢字を崩したものなので、例えば「あ(あん)」と発音する漢字の「阿」や「安」を元にした「あ」が存在しました(下記参照)。
要するに「あ」と発音する漢字全てから、作ろうと思えば仮名を作れたわけです。言い換えれば仮名の誕生までは、日本人は母国語の発音に似た漢字を当て字にして使用していたのだから当然ですね。
仮名は明治時代まで統一されることなく混沌としたまま続いていました。しかもややこしいことに、字母は同じですが崩し方が異なるものも存在しました。
統一された仮名そして1900年(明治33年)、とうとう小学校令施行規則の改正で、「学校教育で用いるひらがなは1つの音につき1文字、全部で48文字に限る」というお触れが出されたのです。
明治19年刊『現今児童重宝記 : 開化実益』(Wikipediaより)
標準の平仮名に対し、標準から除外された仮名は「変体仮名」と呼ばれることになったのです。

