脳の前頭前皮質の領域が大きい人ほど、ストレスから身を守れるよう楽観的な考え方ができるという研究結果(米研究) (2/3ページ)
脳の体積は、楽観的なものの見方のようなスキルが上達するにつれて変化する。このことは脳の訓練を行うことで、感情的苦痛を和らげるクッションを作り出せることを意味している。

右大脳半球の外側面。色のついた部分が前頭前皮質。上側の紫色の領域は前頭前皮質背外側部、下側の青色の領域は眼窩前頭皮質。image credit:wikimedia
・脳の体積は変えることができる
「脳の可塑性がとても高く、それがどれほど自由に変化できるのか、ほとんどの人が気づいていません」とドルコス博士は話す。
「私たちは経験や訓練を通じて、脳の体積を変えることができます。つまり、新しいスキルを身につけられるということです。たとえば、もっとポジティブなアプローチで実際に脳に影響を与える新しいコントロール戦略などが考えられるでしょう」
今回の研究では、重要な脳領域とそれと同じく重要な性格が互いに関連していることが明らかなった。
次のステップは、もっと詳しくそれぞれの領域が持つ可塑性を調べ、ネガティブな結果に対抗するための訓練方法を考案することだそうだ。