愛犬を亡くした飼い主。思い出の散歩道に愛犬の遊び道具を設置し、他の犬の飼い主たちに犬との思い出を分かち合うことに
家族の一員のペットとの別れは、いついかなる形であろうとつらく切なく悲しいものだ。イギリスで愛犬を失った家族のツイートが多くのユーザーの心を揺さぶっている。
今年7月、重病を患った愛犬ロキを看取った一家は、ひどい悲しみに打ちのめされて落ち込み続けた。
だが、彼らはこのままでは立ち行かないと考え、ロキのいない悲しみに向き合うため追悼式を行い、思い出の散歩道にロキの写真やボールを置くなどして、彼らなりにロキを偲ぶことにしたのだ。
・悪性リンパ腫の愛犬を看取った家族
イギリスのグラスゴーで教師として働くジェニファー・マクナイトさんとその家族は、愛犬のロキを亡くしたばかりだ。
今年7月に悪性リンパ腫で世を去ったありし日のロキ

image credit:Jennifer McKnight
ロキはスタッフォードシャーブルテリアとボーダコリーのミックスで、保護施設から友人を介して2010年にジェニファーさんの所にやってきた。
ジェニファーさんとロキ

image credit:Jennifer McKnight
ロキはすぐ周囲と打ち解ける素晴らしい犬だった。
しかし、昨年末に悪性リンパ腫を患い苦しむようになり、悩んだ家族は獣医と相談を重ねた末に安楽死を選択。今年7月に自宅で安らかに眠るロキを看取った。
・追悼で失った悲しみを受け入れる
その直後、家族は激しく落ち込んだ。覚悟していたとはいえ、ロキの死はあまりに切なくつらすぎて、いくつもの想いや悲しみで打ちのめされる日が続いた。
だが、一か月ほど経って、このままではいけない、前向きになる何かが必要だと思った彼らは、親しい人々を招いてロキを追悼し、無限にも思える悲しみを受け入れることにした。
「8年間一緒に暮らしたロキは本当に良い子でした」とジェニファーさんは語る。「彼は子どもや他の犬たちとも仲良しになれる子で、誰からも愛される最高の犬でした」

image credit:Jennifer McKnight
そんなロキが大好きだったジェニファーさんは、どこに行くときも彼を連れて出かけた。ロキ亡き今は、あるべきものがない喪失感を抱えて暮らしている。
・思い出の遊歩道に写真やおもちゃを設置
さらに一家は追悼式でこんなことを思いついた。
「私たちはロキのお気に入りの散歩道の途中にテニスボールと綱のおもちゃを置き、他の犬たちに楽しんでもらうことにしたんです」
彼らはロキが好きだったグラスゴーのケルビン遊歩道にたくさんのテニスボールとおもちゃを置いた。そしてロキの写真に以下のようなメッセージを添えた。
あなたも愛犬を慈しんでください。そしてかけがえのない時間を大切に。彼らと過ごす時間は宝物とおんなじ。どれだけあっても足らないものです

image credit:Jennifer McKnight
するとさっそくおもちゃで遊ぶ犬たちが現れて、心がなぐさめられたという。
・大反響で犬と遊歩道に来る人も
この出来事はツイッターで大反響となり、実際に遊歩道を訪れる人が現れるなど、亡きロキへの家族の思いを通じて、温かい交流の輪が広がりつつある。
This is just lovely. And made my wee dug’s day!! ❤️❤️❤️ pic.twitter.com/KPbiuJ7Nih
— Colin McCredie (@colinmccredie) 2018年8月14日
また家族のもとには動物を愛する多くの人々から、愛らしいロキへの祈りや励ましの声が次々と届いているという。
References:express / expressandstarなど /written by D/ edited by parumo