天才テリー伊藤対談「是永瞳」(2)痩せるたびに運が開けていったんだ (2/2ページ)
身の回りのものを全部買い直さなきゃいけないから、大変だ。
是永 体重もそうなんですけれど、私、本当に人生を変えたかったんです。なので、東京に出て来る時に過去のものは全部捨ててきたんです。LINEでつながっていたお友達の登録や履歴も全部消して。
テリー えっ、それはひどくないか。ちなみに、LINEには何人ぐらい登録してたの。
是永 たぶん300人とかだと思います。
テリー そこまでのこと、よくできたね。だって、中には普通に仲がよかった地元の友達もいたんでしょう。
是永 はい、でも家族と本当に信頼できる友達、お世話になった空手の師範だけを残したんです。
テリー じゃあ、消された人たちはこの対談を読んだら「えっ、私は信頼されてなかったの!?」と思うだろうね。
是永 でも、もちろん何も言わずに消したわけじゃないですよ。ちゃんと皆さんには挨拶をしました。
テリー どうだかね、みんな怒ってないのかな。
是永 応援してくれていると思うんですけど‥‥。
テリー なに勝手なこと言ってるんだか(笑)。でもまあ、そのぐらいの覚悟で東京に来たってことだ。
是永 はい、自分を甘やかさないためにも退路を断ったんです。
テリー なるほど、ある意味、空手家らしい決断と言えなくはないな。