天才テリー伊藤対談「是永瞳」(2)痩せるたびに運が開けていったんだ (1/2ページ)
テリー しかし、どうしてそこまで大胆に痩せようと思ったの? そのまま空手を極めて師範を目指す、みたいな生き方もあったんじゃないかな。
是永 確かにそれを考えたこともあるんですが、その一方では小さい時からテレビっ子で、特にバラエティーやドラマが大好きだったんです。だから、テレビに出るお仕事に、すごく興味がありましたね。
テリー じゃあ芸能界を目指して、ダイエットをしたんだ。
是永 いえ、最初は大学に入って一人暮らしを始めたら、自然と60キロぐらいまで痩せたんです。それまでは大分の実家にいて、出される御飯をしっかり食べていたので。
テリー そりゃ親の立場なら娘の健康のため、空手のためって思ってるから、いっぱい食べさせてくれるよな。
是永 さらに5キロ痩せた時に、「福岡アジアコレクション」という東京ガールズコレクションの福岡版に応募して、合格しました。それをきっかけに、「こういうお仕事も楽しいな」と思うようになったんです。
テリー なるほどね、まず55キロになって最初の幸運をつかんだわけだ。
是永 そうです。そこからさらに50キロになったら、今所属している事務所が主催の「ミス美しい20代コンテスト」のグランプリをいただきました。
テリー へえ、おもしろいね。痩せていくたびに、運がだんだんと開けていくんだものね。
是永 そうなんです。私も「5キロずつ痩せていくと、人生は変わっていくんだ」と思いました。
テリー しかし20キロも痩せちゃうと大変だね。例えば洋服なんかはどうなるの。
是永 もう全然合わないです。ウエストとかもブカブカで。
テリー だよな。