聖母マリアかな。水族館のトビエイがオスとの接触一切なしで赤ちゃんを出産(オーストラリア)

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聖母マリアかな。水族館のトビエイがオスとの接触一切なしで赤ちゃんを出産(オーストラリア)
聖母マリアかな。水族館のトビエイがオスとの接触一切なしで赤ちゃんを出産(オーストラリア)

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 ソバカスのような点々が可愛らしいマダラトビエイのメス、フレックルさんは9年間、オスとの接触は一切ない。

 にもかかわらず赤ちゃんを出産したんだそうだ。

 聖母マリアの奇跡とかいうやつかな。



・9年間オスとの接触一切なしだけど、産んじゃいました
 オーストラリアのシーライフ・シドニー水族館で飼育されているマダラトビエイのフレックルさんは11歳。

 彼女が暮らす水槽には、ほかにもカリフォルニアドチザメ2匹、ホワイトスポッテッドウェッジフィッシュ1匹と無数の硬骨魚がいるのだが、同じ種の仲間はメスが6匹という女所帯。

 フレックルさんは2009年にオスとの出会いがあって以来、同種男性との関わりは一切ない。にもかかわらず赤ちゃんを産んでしまったのだ。・すごく珍しいトビエイの単為生殖
 彼女は単為生殖で赤ちゃんを産んだのだ。

 「単為生殖はとても珍しい繁殖戦略で、受精しなくても胚が発達します。トビエイのような脊椎動物では滅多にありません。だから本当に特別な赤ちゃんなんですよ」と、オーストラリア・マッコーリー大学のアダム・ストウさんは語る。

 飼育係は、出産の数ヶ月前にフレックルさんの異変に気が付いた。普段よりもよく食べるようになり、定期的に行っているトレーニングにはあまり興味を示さなくなった。どうもフレックルさんが何かを守っているサインだと思われた。

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 「6月初め頃、フレックルがいつもと違うと気がつきました。だってお腹がはっきり大きくなっていたんですよ。でも水槽にオスはいなかったから、まさか妊娠してるとは思いませんでした。あの子が母親になるんだと気がついたのはしばらくしてのことです」と飼育係のリビー・エアさん。

 そして7月末、小さな赤ちゃんが生まれた。

 ちなみにエイの多くは卵胎生で卵を胎内で孵化させて子を産む。[画像を見る] ・奇跡の子は「アニ」と名付けられる
 出産が正式に発表されたのは8月末になってのことだ。

 「フレックルが暮らすジュゴンタンクを調べていました。で、あの子がトンネルの上を泳いだとき、お腹がへっこんでいることに気がつきました。赤ちゃんはすぐ見つかりましたよ。スタッフはみんな大はしゃぎでした」エアさんは語る。

 この奇跡の子には「アニ」と名付けられた。アナキン・スカイウォーカーの略だ。ダース・ベイダーと言えばお分かりだろうか。彼にもやはり父親がいない。

 アニは現在生後4週間。健康にすくすくと成長している。

References:sydneyaquarium/ written by hiroching / edited by parumo



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