安倍晋三「完全勝利」の暗黒シナリオ(2)小泉進次郎への入閣打診に父がうなずいた (2/2ページ)

アサ芸プラス

「進次郎氏はこれまで何度も安倍内閣への入閣を要請されているが、『まだぞうきんがけが済んでいない』と固辞してきた。これは、大臣ポストを安請け合いすれば先輩議員から反発を食らうことを知っているからです。あくまで自分の立場をわきまえ、人気におごらない。この絶妙なバランス感覚が進次郎氏の持ち味でもある。『いずれは総裁に』というのが党内の一致した見方ですが、一方で『今の進次郎に足りないのは経験』との評価もなされているんです」(政治部デスク)

 09年の初当選以来、自民党青年局長、復興大臣政務官、自民党農林部会長、そして現在の筆頭副幹事長と、若くして要職を駆け上がってきた進次郎氏だが、入閣経験だけはいまだない。

「8月16日に、安倍総理は別荘のある山梨で麻生氏、森喜朗氏(81)、そして小泉純一郎氏(76)という、歴代総理経験者を集めてゴルフを行っている。その際、父・純一郎氏に『いずれは進次郎に総裁を任せることになる。その前に、党内からの異論が出ないように重要ポストを経験することが必須だ』と進次郎氏の入閣を打診したのです。なんでも、差し出されたポストは内閣府の担当大臣のほか、財務、国交など重要官庁の副大臣など、まさにお好きなイスをどうぞという厚遇ぶりだったそうです。ふだんは脱原発など反安倍色の強い小泉さんでも、さすがに息子の将来を考えるとうなずくしかなかったようです」(選対関係者)

 石破氏を叩き潰すコマになる確約として、進次郎氏がついに安倍内閣へ入閣するのだろうか──。

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