美食と芸術の都、ベルギー・ブリュッセルでしたい8つのこと (3/5ページ)
マグリット美術館に展示されているのは、ベルギー・シュールレアリスムの評価に貢献した、ルネ・マグリットとポール・デルヴォーの作品。
展示されている絵画はどれも、「ここにどんな意味が込められているんだろう」とあれこれ考えたくなるものばかり。ミュージアムショップでは、マグリットの代表作に描かれたモチーフをあしらったマグリットグッズも手に入ります。
・大聖堂の美しいステンドグラスを堪能
ブリュッセルを代表する教会であるサン・ミッシェル大聖堂は、歴代のベルギー国王が結婚式を挙げてきた王室御用達の大聖堂。高さ69メートルの2本の塔が印象的なゴシック様式の建物で、13世紀初頭に着工され、およそ300年をかけて15世紀に完成しました。
1200にもおよぶ美しいステンドグラスで知られ、自然光を浴びて輝く色鮮やかなステンドグラスはなんとも幻想的。オルガン演奏の瞬間に立ち会えたら、ひときわ厳かな空気が味わえます。
・アールヌーヴォー探訪
ブリュッセルは、ヨーロッパでも有数のアールヌーヴォーの町。町のあちこちに、19世紀末から20世紀前半に建てられた優雅で独創的なアールヌーヴォー建築が点在しています。
なかでもブリュッセルを代表するアールヌーヴォー建築が集まっているのが、ルイーズ広場の南に位置するオルタ美術館周辺。オルタ美術館(オルタ邸)を含む4つの建築物は、「建築家ヴィクトール・オルタのおもな都市邸宅群」として世界遺産にも登録されています。
絶対に見逃せないのが、アールヌーヴォーの父と呼ばれるヴィクトール・オルタが暮らした家を利用したオルタ美術館。