さくらももこや星野仙一が去る中で…ホームラン王・大島康徳、がんでも「フルスイング人生」 (2/2ページ)
この間、結婚記念日に奥さんと少し飲んだくらいだよ」
大島氏のこの生き方は、病と闘うことではなく、“共存”することを選んだ結果だという。「がんが悪さをしなければ体の中にいたっていい。人それぞれ治療方針はあるとは思いますが、僕は根治にこだわって何度も手術したり強い薬を飲んだりするより、がんとともに楽しく生きることを選んだんです。大切なのは“どれだけ生きるか”より“どう生きたか”だと思いますね」
大島氏は、その生き方や家族との関わり方を著書『がんでも人生フルスイング「中高年ガン」と共に生きる“患者と家族”の教科書』(双葉社)に綴っている。大島氏は、こう続ける。「私は、がん患者やその家族だけでなく、すべての人に、くよくよせず前向きに生きることの大切さを伝えていきたいと思ってます」
さらに、自身のブログに〈大変な驚きと喪失感で一瞬“時が止まった”ような感覚になりました〉〈さくらももこさんありがとうございました〉と、追悼コメントを載せた大島氏。がんと向き合い、共生するというスタンス。患者や家族のための、これからのお手本にもなりそうだ。