これぞ広島市のソウルフード!350円で美味しいトンカツ定食を味わえる老舗洋食店 / 広島県広島市の「肉のますい」 (2/4ページ)
1956年(昭和31年)と言えば、朝鮮戦争による特需によって急速に日本が戦後から復興し、経済白書に「もはや戦後ではない」という言葉が記され流行語ともなった年。
世間では故・石原裕次郎さんが日活映画「太陽の季節」でデビューし、映画館新築ブームが到来、日本が国連加盟が可決され、国際社会に正式復帰し、経済が上昇曲線を描きはじめていた、そんな時代に、こちらのお店は産まれたのだ。
・広島市民がこよなく愛する定食、それが350円のサービストンカツ
こちらのお店「肉のますゐ(ますい)」はお肉屋さんが経営するお店。
お肉屋さんにレストランが併設されており、まずレストランで美味しいお肉を食べ、帰りにお肉屋さんで好きなお肉を買ってかえる、という肉三昧の日を送るために地元のファンはこの店を訪れる。
そしてこちらのお店が多くの広島市民に愛される理由が、サービストンカツ350円だ。
全国探してもこれほどの価格で美味しいトンカツ定食を味わえるお店は、他には無いに違いない。
実はこちらのお店のトンカツ、他のお店では絶対に味わえないトンカツとなっている。その秘密は特製のデミグラスソース。
地元のファンの間では「ますゐソース」と呼ばれているほど有名であり、ヤミツキとなってしまうほどの絶品ソースなのだ。