ブラジル・リオデジャネイロ州軍警察特殊部隊『ボッピ(BOPE)』 (1/2ページ)

「リオのカーニバル」で知られるブラジルのリオデジャネイロは国際観光都市でありながら、殺人・強盗・窃盗・麻薬売買が横行する世界有数の犯罪都市である。街の治安を回復するため日々激しい任務にあたっているのが、「デッド・スクワッド」(死の部隊)とあだ名された精鋭特殊部隊『BOPE(ボッピ)』である。
1978年に創設されたブラジル連邦共和国リオデジャネイロ州軍警察の特殊部隊『BOPE』(Batalhão de Operações Policiais Especiais:特殊警察作戦大隊)の任務は、麻薬に関する捜査、カウンターテロ、人質救出、ファヴェーラ(貧民街)での取締り、刑務所内での暴動鎮圧、民間警察の戦闘援護、武装パトロールなど多岐にわたっている。頻繁に麻薬組織と激しい銃撃戦を繰り広げるため、地元メディアには「Dead Squad」(デッド・スクワッド:死の部隊)と呼称されている。短剣を刺したドクロが部隊エンブレムになっており、短剣は「死の勝利」を象徴し、背後のピストルは軍警察を表している。
Institucional Bope - Batalhão de Operações Policiais Especiais
任務の特性上、他の法執行機関よりも強力な銃火器を装備し、ドクロを意味する言葉「Caveirão(カヴェイラォン)」と呼称される装甲戦闘車両やUH-1ヘリを配備している。