『新潮社』LGBT差別に書店から「不買運動」まで食らった悶絶大ダメージ (2/2ページ)

まいじつ

分からない》と困惑をあらわにした。

この他にも、作家などが『新潮45』を批判し、中には「今後、新潮社の本は買わない」「新潮社からの仕事は受けない」と決意を表明している者もいる。東京の書店、谷中の『ひるねこBOOKS』もツイッターで《熟慮の末、新潮社の新刊については当面仕入れを見合わせることにしました》とコメント。新潮社そのものに対する大バッシングが始まってしまった。

新潮社内でも批判が出る

この騒動を受けて、『新潮社出版部文芸』の公式ツイッターでも《良心に背く出版は、殺されてもせぬ事(佐藤義亮)》などと、同社内である『新潮45』を批判するようなツイートをしている。

だが一方で、張本人である小川榮太郎氏は

《論文がネット上で大炎上しているようだ。一節を取り出して「小川が痴漢の触る権利を保障すべきだと主張している、頭は大丈夫か」と騒いでいるらしい。私の文章をそう読める人達の頭が大丈夫でないことだけは確かだが、私の頭については今日はまだ酒が足りないので大丈夫かどうか判断付かない。多数決で決めたらいいんじゃない(笑) 何人寄っても馬鹿は馬鹿。何時に酔っても酔漢は酔漢》

と、まったく意に介していない様子。

ひとつの記事から、会社全体の問題となってしまった新潮社。社内でも意見が真っ二つなようで、今後の対応が注目される。

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tommaso lizzul / Shutterstock

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