京都のタクシー運転手が教えてくれた5つのこと (2/3ページ)

日刊大衆

おそろしくウマイ! 簡単にいうと、きなこをまぶした求肥ですが、宇宙的な柔らかさと溶ける感じは比類なし! 「東京では買えんと思います」(運転手さん)とのことなので、京都みやげ感は200%ありますね。

■2 京都で一番の寺は?

記「運転手さん、一番好きなお寺ってどこですか?」

運「うーん、それこそ数え切れないほどありますからねえ……。一番って言われても……」

記「そこをなんとか」

運「行ったことがないなら、お客さんを連れて行くのは金閣寺ですねえ。やっぱりインパクトありますから。銀閣寺連れていっても、うーん、ってなりますね(苦笑)」

記「運転手さんがお好きなのは?」

運「やっぱり静かなとこがええですね。清水さんとかはもう、人ばっかりで(苦笑)」

記「静かなところというと?」

運「いまやったら、大原のほうですか。三千院とか、あとは寂光院」

記「寂光院」

運「そうです。あの、戦争でね、息子さんを亡くされた……」

記「ああ、戦争で」

運「建礼門院さんが入られたお寺さんで」

記「(戦争って、壇ノ浦の戦い……)!」

「京都の人の戦争は応仁の乱を指す」と聞いたことがありましたが、源平まで遡るとは歴史が違う。

■3 祇園は歩行者天国ではない

記「祇園の道、石畳で雰囲気あっていいですね……」

運「(食い気味に)石畳ちゃいます。アスファルト! 石畳に似せてアスファルトで舗装してるんです。これがね、観光客みんな歩行者天国おもてるんです。ほら、道の両端、色がちょっと変わってるでしょ? 変わってるんです。あそこが歩道で真ん中は車道なんです。

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