リサーチとデータ分析を無駄にしないための7つのステップ (2/3ページ)
つまり、自分の経験や直感だけで判断することが危険になっているということだ。
もう一つは、得られるデータが以前よりも大幅に増えたという点である。私たちの1日の生活の大まかな流れがデータを通して可視化されるようになった。そこには、これまで見落としていた思わぬ発見もあるだろう。それらをリサーチして分析し、企業のビジネス上の課題の解決に用いるのである。
ここで一度まとめよう。
日々のビジネスでリサーチを活用することは以下のような意義がある。
・勘や経験ではなく、客観的な情報や数値で判断できる
・他者の経験から学ぶ、多面的な視点で物事を見ることができる
・思いがけない発見がある
(『マーケティングリサーチとデータ分析の基本』p.22より引用)
客観的な情報や数字を活用して課題を明確にし、ビジネスの意思決定につなげる。これが現代のビジネスを成功させるために必要な要素なのだ。
■ビジネスにデータ分析を活かすための7つのステップしかし、いくらリサーチをしてデータ分析をしたとしても、それが徒労に終わってしまうことも実は少なくない。「とりあえず分析すればよい」というものではなく、意思決定者がその分析結果を活用しなければ意味がないのだ。
本書ではリサーチを成功させるための7つのステップがまとめられており、一冊かけてその方法を説明している。ここでは、その7つを簡潔にまとめていこう。
1)リサーチの順番を決める
リサーチテーマが複数ある場合、課題解決のインパクトが大きいものから着手する。
2)リサーチの目的を明確にする
どんなアクションや意思決定をするために、何を収集・分析するのかを明確にする。
3)調査企画を設計する
リサーチの目的を達成するために、何をリサーチすべきかを具体的にする。
4)データを収集する
リサーチ方法は多種あり、それぞれの手法の特徴を使い分けることがポイント。