策略と裏切りの「ジャニーズ戦国絵巻」(1)主君の葬式で後継者宣言を (2/2ページ)

アサ芸プラス

確かに似通った部分は少なくない。

 一方で、後継者候補と目されていた近藤真彦(54)や東山紀之(51)ら先輩を飛び越えての指名とあって、「下剋上」のイメージもファンの間で広まっている。

 お笑いコンビ「ほたるゲンジ」の歴史好き芸人・桐畑トール氏はこう語る。

「最初に浮かんだのは、織田信長亡きあとの跡目騒動です。内部での謀反、というか。ジャニーさんが織田信長だとしたらタッキーは豊臣秀吉。筆頭家老の柴田勝家がマッチで、信頼の厚い老臣の丹羽長秀がヒガシって感じですね。もちろん信長と違って、ジャニーさんはご存命ですけど(笑)」

 さらに、秀吉と滝沢にはこんな共通点も見受けられるのだった。

「秀吉は信長の死後、勝家らを差し置いて、勝手に信長の葬式をやるんです。勝家や長秀は参列すらできなかった。要は、『自分が後継者だ』というアピールです。報道を見ていると、タッキーも多くのタレントが集まるジャニーさんの誕生パーティーを完全に仕切ってるそうじゃないですか。勝手にやっているわけではないでしょうけど(笑)、すごく似てますよね」(桐畑氏)

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